さよならの言い方なんて知らない。10(新潮文庫nex)

新潮文庫nex
ライトノベル
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:サヨナラノイイカタナンテシラナイ10シンチョウブンコネックス
シリーズ名: さよならの言い方なんて知らない。
紙書籍ISBN:978-4-10-180310-4
シリーズ名: さよならの言い方なんて知らない。
紙書籍ISBN:978-4-10-180310-4
架見崎の命運を賭けた死闘の行方は。「八月」の勝者が、遂に決まる。第1部、堂々完結。
その世界で、人々は生きる意味を失った。何でもできるAIが誕生したとき、人間は何もかもに満足し、人生に価値はなくなった。絶望の世界で、少女・冬間美咲は願う。自分のヒーローを。生命の価値を取り戻す、唯一無二の存在を。香屋歩。これは人に作られた「物語」が、人が生きる「現実」を書き換える道程。……いま、八月の架見崎が終わる。ウォーター&ビスケットのテーマ、第10弾。
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河野裕(コウノ・ユタカ) プロフィール

1984(昭和59)年、徳島県生れ。兵庫県在住。2009(平成21)年、『サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』でデビュー。2015年、『いなくなれ、群青』で大学読書人大賞を受賞。同作から始まる「階段島」シリーズは2019(令和元)年『きみの世界に、青が鳴る』で完結した。2022年、『君の名前の横顔』で「読者による文学賞」を受賞。著書に『昨日星を探した言い訳』、「架見崎」シリーズとして『さよならの言い方なんて知らない。』などがある。