息子と恋人(中)(新潮文庫)
新潮文庫
イギリス文学
文芸一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ムスコトコイビト02シンチョウブンコ
シリーズ名: 息子と恋人
紙書籍ISBN:978-4-10-207002-4
シリーズ名: 息子と恋人
紙書籍ISBN:978-4-10-207002-4
近所の農場の娘ミリアムと深くつきあう次男ポオルの心はいつでも母親に束縛されていた。
夫のモレルは腕のいい炭鉱夫だが酒に明け暮れ、モレル夫人は夫を蔑みすでに愛想を尽かしていた。そして母親の気持ちは子供たちにも受け継がれ、特に次男ポオルと母親は異常な血の絆で結ばれていた。近所の農場の娘ミリアムと深くつきあうポオルの心はいつでも母親に束縛されていた。
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D・H・ロレンス(Lawrence,David Herbert) プロフィール
イギリス、イーストウッド生れ。小学校の教員などを勤めながら書いた作品が認められて作家に。流浪と遍歴に明け暮れながら執筆を続け、独特の「性の哲学」に基づいた数々の作品を発表。肉体の愛による魂の解放をテーマとした『チャタレイ夫人の恋人』には、自らの体験が色濃く反映されている。南フランスで45年の生涯を閉じる。主な作品に『息子と恋人』『恋する女たち』など。
この著者の書籍
吉田健一(ヨシダ・ケンイチ) プロフィール
(1912-1977)ケンブリッジ大学中退。ポー、ヴァレリー等の翻訳の他、『英国の文学』『文学概論』『乞食王子』等の優れた批評、随筆で知られる。