ドイル傑作集 ボクシング編(新潮文庫)
新潮文庫
冒険小説・ハードボイルド
英語
作品カナ:ドイルケッサクシュウボクシングヘンシンチョウブンコ
シリーズ名: ドイル傑作集
シリーズ名: ドイル傑作集
好評のドイル傑作集4作目は一風変わって「ボクシング」をテーマにした短編が集まりました。
傲岸で不潔な巨漢と若いアポロのような医学生との凄絶十六ラウンドの苦闘を描く「クロクスリの王者」、毒花のような奥方が演出する血の復讐「ファルコンブリッジ公」、ロンドン社交界の茶番劇「バリモア公の失脚」、荒武者の暴虐を語る「旅団長の罪」、妖気漂う「ブローカスの暴れん坊」の5編、血湧き肉躍る拳闘物語である。
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コナン・ドイル(Doyle,sir Arthur Conan) プロフィール
(1859-1930)アイルランド人の役人の子として、スコットランドのエディンバラに生れる。エディンバラ大学の医学部を卒業し、ロンドンで開業するが、家計の足しにするために文筆に手を染める。『緋色の研究』(1887)を皮切りに次々と発表された私立探偵シャーロック・ホームズと友人ワトスン博士を主人公とする一連の作品は世界的大人気を博し、「シャーロッキアン」と呼ばれる熱狂的ファンが今なお跡を絶たない。
この著者の書籍
延原謙(ノブハラ・ケン) プロフィール
(1892-1977)岡山県生れ。早稲田大学卒。逓信省電気試験所勤務の後、「新青年」(博文館)「雄鶏通信」(雄鶏社)編集長を務める。のち、翻訳に専念、コナン・ドイルを始め英米推理小説の翻訳多数。