文章読本(新潮文庫)

中村真一郎/著
配信開始日: 2002/03/01
価格:385円(税込)
新潮文庫
評論一般 エッセイ・随筆 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ブンショウドクホンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-107103-9
古今東西の作家の文章を素材にした、近代日本文学史であり、文章表現の心構えを分りやすく説いた、万人のための文章講座。
文章を書くというのはどういうことか。現代における文章とはどのようなものか、また、その望ましい姿とは。――森鴎外・夏目漱石など明治の作家から、安部公房・大江健三郎・井上ひさしら現代作家まで、豊富な文例をあげながら、近代百年の口語文の歴史のあとを辿る。文章を素材にした近代日本文学史であると同時に、文章表現の心構えを分りやすく説いた、万人のための文章講座。

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中村真一郎(ナカムラ・シンイチロウ) プロフィール

(1918-1997)1918(大正7)年、東京生まれ。東京大学仏文科卒。1942年、福永武彦らと新しい詩運動「マチネ・ポエティック」を結成。1947年『死の影の下に』で戦後文学の一翼を担う。「春」に始まる四部作『四季』『夏』(谷崎潤一郎賞)『秋』『冬』(日本文学大賞)、『頼山陽とその時代』(芸術選奨文部大臣賞)『蠣崎波響の生涯』(読売文学賞、日本芸術院賞)『私のフランス』など多数の著書と訳詩書がある。『源氏物語の世界』のほか『王朝の文学』『王朝文学の世界』『私説 源氏物語』など平安期文学についての著書も多い。1997年没。

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