最後の愛人

団鬼六/著
配信開始日: 2007/03/23
価格:660円(税込)
単行本
純文学 恋愛・ロマンス 官能小説 エッセイ・随筆 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:サイゴノアイジン
紙書籍ISBN:978-4-10-417804-9
「先生ごめんなさい。先生を愛してました」そんな遺書をのこして、24歳の愛人が自殺を遂げた。72歳の私を残して――。
24歳の愛人・さくら。お前は俺の最後の女だ――。私は自分の娘よりも10歳も若いキャバクラ嬢・さくらを愛した。彼女こそ、私が永遠に愛し続ける女の容姿の原形だった。しかしながら、70歳を越えた私のペニスはすっかり萎え切って、完全なるインポであり……。そんなある日、突然、さくらが死んだ。「先生ごめんなさい。先生を愛してました」そんな遺書をのこして、24歳の若さで自殺を遂げた――。なぜなんだ――残された72歳の作家がつづる慟哭と愛惜の日々。

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団鬼六(ダン・オニロク) プロフィール

(1931-2011)1931年9月1日、滋賀県生まれ。関西学院大学卒。様々な職業を経たのち、1957年、文藝春秋のオール新人杯に入選し、執筆活動に入る。「奇譚クラブ」に投稿した『花と蛇』が評判を呼び、以後SM小説の第一人者となる。他の著書に『真剣師 小池重明』『美少年』『檸檬夫人』『最後の愛人』『往きて還らず』など多数。食道ガンにより2011年5月6日没。享年79。本名、黒岩幸彦。

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