真田太平記(五)秀頼誕生(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
時代小説
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作品カナ:サナダタイヘイキ05ヒデヨリタンジョウシンチョウブンコ
シリーズ名: 真田太平記
紙書籍ISBN:978-4-10-115638-5
シリーズ名: 真田太平記
紙書籍ISBN:978-4-10-115638-5
豊臣秀吉没後の去就をめぐって、真田昌幸・幸村と信幸との間に溝ができてゆく。第5巻。
肉親を次々と失い朝鮮出兵もうまくゆかず、豊臣秀吉は日に日に生気を失っていく。秀吉歿後をにらんで諸雄は動き始めるが、思いがけず秀頼が誕生したことで天下の行方は混沌となる。いったんは次の天下の主は徳川家康をおいて外にないと確信した真田昌幸であったが、「好きな男」秀吉の世継ぎに己れの命運を賭けようとして、徳川方から嫁をもらった長男・信幸との関係が微妙になる。
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池波正太郎(イケナミ・ショウタロウ) プロフィール
(1923-1990)東京・浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の3大シリーズをはじめとする膨大な作品群が絶大な人気を博しているなか、急性白血病で永眠。