性の歴史IV 肉の告白

ミシェル・フーコー/著、 フレデリック・グロ/編、 慎改康之/訳
配信開始日: 2020/12/21
価格:4,730円(税込)
単行本
哲学・思想 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:セイノレキシ04ニクノコクハク
シリーズ名: 性の歴史
紙書籍ISBN:978-4-10-506712-0
現代社会はなぜ性について饒舌なのか。没後三十余年を経て、最後の主著完結。
我々はどのように自らを「欲望する主体」として形成したのか。生殖、貞節、結婚といった概念についての初期キリスト教の教父たちの文献を詳細に検討し、厳格な規則を背景にした自己への省察と告白に基づく「欲望の解釈学」の成立を見る。性に関する言説の氾濫を起点として始まったフーコーの考察が、この最終巻でついに完結する。

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ミシェル・フーコー(Foucault,Michel) プロフィール

(1926-1984)20世紀のフランスを代表する哲学者。1960年代からその突然の死にいたるまで、実存主義後の現代思想を領導しつづけた。主な著書に『狂気の歴史』『言葉と物』『監獄の誕生』『性の歴史』(以上、新潮社刊)『ミシェル・フーコー思考集成』全10巻(筑摩書房刊)など。

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フレデリック・グロ(Gros,Frederic) プロフィール

1965年生れ。パリ政治学院教授。フーコー研究を専門とし、プレイヤード版『ミシェル・フーコー著作集』の監修をはじめフーコーをめぐる一連の出版活動に携わる。

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慎改康之(シンカイ・ヤスユキ) プロフィール

1966年生れ。明治学院大学教授。著書として『法の他者』(共著)、『ミシェル・フーコー』『フーコーの言説』など。訳書に『ミシェル・フーコー講義集成』、フーコー『知の考古学』『言説の領界』など。

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