量子革命―アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突―(新潮文庫)
新潮文庫
ノンフィクション一般
物理学
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:リョウシカクメイアインシュタイントボーアイダイナルズノウノゲキトツシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-220081-0
紙書籍ISBN:978-4-10-220081-0
20世紀最大の発見となった「量子」。その謎に挑んだ天才物理学者たちの人間ドラマ。
1900年、放射線の不可思議な現象を説明するため、M・プランクは「量子」という概念を考案した。その後、天才たちはこれを武器にニュートン力学を覆して、新しい世界像を提示し続ける。量子力学の解釈をめぐるアインシュタインとボーアの論争を軸に、ハイゼンベルク、ド・ブロイ、シュレーディンガーなどの人間ドラマも交え、物理学百年の流れを追った白熱の科学ノンフィクション。(解説・竹内薫)
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マンジット・クマール(Kumar,Manjit) プロフィール
ロンドン在住のサイエンス・ライター。物理学と哲学の学位を取得し、アートとサイエンスを扱う異色の学際雑誌「Prometheus(プロメテウス)」創刊編集長を務める。共著に『Science and the Retreat from Reason』、編著に『Physics2001』などがある。『量子革命―アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突―』はAmazon.comの2010年科学書ベストテン(Top Ten Science Books for 2010)にも選ばれた。
この著者の書籍
青木薫(アオキ・カオル) プロフィール
1956年生れ。翻訳家。訳書に『フェルマーの最終定理』『暗号解読』『宇宙創成』などサイモン・シンの全著作、マンジット・クマール『量子革命』(以上、すべて新潮社)、ブライアン・グリーン『時間の終わりまで 物質、生命、心と進化する宇宙』(講談社)、トマス・S・クーン『新版 科学革命の構造』(みすず書房)など。著書に『宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論』(講談社)がある。2007年度日本数学会出版賞受賞。