ウナギが故郷に帰るとき(新潮文庫)
新潮文庫
科学一般
生物学
作品カナ:ウナギガコキョウニカエルトキシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-220171-8
紙書籍ISBN:978-4-10-220171-8
その旅は人生に似ている。世界で一番不思議な生き物をおいかけた父と息子の53年。
アリストテレスの時代から不思議な生態で人々を魅了してきたウナギ。彼らはどこから来てどこへ行くのか? 今なお謎に包まれるウナギの一生を解き明かしながら、謎に挑んだ古今の学者たちの苦闘、ウナギとともに生きる漁師の暮らしぶり、幼き日の父とのウナギ釣りの思い出までを縦横に語り、生きることの意味を静かに問う。スウェーデンで最も権威のある文学賞を受賞した世界的ベストセラー。(解説・池澤夏樹)
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パトリック・スヴェンソン(Svensson,Patrik) プロフィール
1972年生れ。スウェーデンの日刊紙「シズヴェンスカン」で芸術・文化担当記者を務めたのち、執筆に専念。著書に『ウナギが故郷に帰るとき』などがある。
この著者の書籍
大沢章子(オオサワ・アキコ) プロフィール
大阪大学人間科学部卒業。訳書に、R・M・サポルスキー『サルなりに思い出す事など 神経科学者がヒヒと暮らした奇天烈な日々』(みすず書房)、R・パルバース『ぼくがアメリカ人をやめたワケ』(集英社インターナショナル)、P・スヴェンソン『ウナギが故郷に帰るとき』(新潮文庫)、R・マッキンタイア『イエローストーンのオオカミ 放たれた14頭の奇跡の物語』(白揚社)、J・C・スラート『極東のシマフクロウ世界一大きなフクロウを探して』(筑摩書房)など多数。