脂肪と人類―渇望と嫌悪の歴史―(新潮選書)
新潮選書
歴史学
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:シボウトジンルイカツボウトケンオノレキシシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603921-8
紙書籍ISBN:978-4-10-603921-8
神への捧げものか、健康の敵か。魔性の栄養素の謎に迫る。
脂肪は命そのものだ。私たちの祖先は肉よりも、脂肪たっぷりの骨髄や脳、内臓を求めて狩りをした。それが忌避すべき栄養素になったのはなぜか。著者は世界各地の脂肪料理を味わい、神話のなかの乳を追い、酪農や畜産の歴史を調べ、味覚や健康の面からもアプローチ。石器時代から続く脂肪と人類の複雑な関係を描き出す。
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イェンヌ・ダムベリ プロフィール
久山葉子(クヤマ・ヨウコ) プロフィール
翻訳家、エッセイスト。神戸女学院大学文学部卒。スウェーデン大使館商務部勤務を経てスウェーデン在住。訳書に『スマホ脳』『サルと哲学者』『メンタル脳』『最適脳』など多数。著書に『スウェーデンの保育園に待機児童はいない』がある。