京都の歩き方―歴史小説家50の視点―(新潮選書)

新潮選書
紀行・旅行
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作品カナ:キョウトノアルキカタレキシショウセツカゴジュウノシテンシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603924-9
紙書籍ISBN:978-4-10-603924-9
「京都らしさ」の向こうにある、知られざる京都を知る。
千年の都にして日本最古の観光地・京都には、平安や幕末のみならず、あらゆる時代の痕跡が息づいている。この地に暮し、日々、自転車で身近な歴史の痕跡を考察してきた直木賞作家が、季節の便りや日常のニュースから思いも寄らぬ史話を掘り起こし、紡ぐ50のエッセイ。京都の解像度が上がる知的興奮の一冊。
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澤田瞳子(サワダ・トウコ) プロフィール

1977年、京都府生まれ。同志社大学大学院博士前期課程修了。奈良仏教史を専門に研究したのち、2010年に長編小説『孤鷹の天』で小説家デビュー。同作で中山義秀文学賞を受賞。2013年『満つる月の如し 仏師・定朝』で新田次郎文学賞、2016年『若冲』で親鸞賞、2020年『駆け入りの寺』で舟橋聖一文学賞、2021年『星落ちて、なお』で直木賞をそれぞれ受賞している。他の著書に『火定』『名残の花』『のち更に咲く』『赫夜』『孤城 春たり』等多数。