澤田瞳子(サワダ・トウコ)

1977年、京都府生まれ。同志社大学文学部卒業、同大学院博士前期課程修了。奈良仏教史を専門に研究したのち、2010年に長編作品『孤鷹の天』でデビューし、同作で中山義秀文学賞を受賞。2013年『満つる月の如し 仏師・定朝』で新田次郎文学賞受賞。2016年『若冲』で親鸞賞を受賞(直木賞候補にも)。他の著書に『日輪の賦』『泣くな道真 大宰府の詩』『与楽の飯 東大寺造仏所炊屋私記』『腐れ梅』『火定』(吉川英治文学新人賞および直木賞候補)『龍華記』『落花』(山本周五郎賞および直木賞候補) 「京都鷹ヶ峰御薬園日録」シリーズがあり、いま最も勢いのある若手作家である。
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