新着 秘儀(上)(新潮文庫)

マリアーナ・エンリケス/著、 宮崎真紀/訳
配信開始日: 2025/09/29
価格:1,265円(税込)
新潮文庫
諸外国文学 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ヒギ01シンチョウブンコ
シリーズ名: 秘儀
紙書籍ISBN:978-4-10-241061-5
“闇”の力を求める狂気の〈教団〉、追われる異能の父子。対決の時は近づいていた――。
“闇”の力を借りアルゼンチンの政財界の裏側で暗躍する〈教団(オルデン)〉と、それを司るブラッドフォード家。生贄を捧げる儀式で“闇”を呼びだす霊媒として利用され続けてきたフアンは、息子ガスパルも同じ力を有することに気づく。死期が間近の自分が倒れる前に、息子を逃がす計画をたてるが、〈教団〉の包囲網は次第に狭められていった……。現実と異界を行き来し繰り広げられる流血の狂騒曲!

購入サイト

マリアーナ・エンリケス(Enriquez,Mariana) プロフィール

1973年ブエノスアイレス生れ。ラ・プラタ大学卒業後、1995年に長篇小説Bajar es lo peorで作家デビュー。その後、『寝煙草の危険』(2009年)、『わたしたちが火の中で失くしたもの』(2016年)等の短篇集が国際的に評価され、ノンフィクションや伝記の分野でも活躍。超自然要素を取り入れつつ現実の不安や恐怖を描く手法は、カズオ・イシグロらに絶賛され、「アルゼンチンのホラー・プリンセス」「文学界のロック・スター」と称されている。

この著者の書籍

宮崎真紀(ミヤザキ・マキ) プロフィール

東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。スペイン語圏と英米の文学/ノンフィクション翻訳家。デル・アルボル『終焉の日』、パルマ『怪物のゲーム』、ナバロ『兎の島』、エンリケス『寝煙草の危険』、シュウェブリン『救出の距離』など訳書多数。

この著者の書籍

諸外国文学のおすすめ書籍

TTS(読み上げ)対応のおすすめ書籍

新潮文庫のおすすめ書籍

ページの先頭へ