高樹のぶ子(タカギ・ノブコ)
1946(昭和21)年、山口県生れ。東京女子大学短大卒。1984年「光抱く友よ」で芥川賞、1995(平成7)年『水脈』で女流文学賞、1999年『透光の樹』で谷崎潤一郎賞、2006年『HOKKAI』で芸術選奨文部科学大臣賞、2010年「トモスイ」で川端康成文学賞、2017年日本芸術院賞、2020(令和2)年『小説伊勢物語 業平』で泉鏡花文学賞、2021年同作で毎日芸術賞を受賞。2009年紫綬褒章、2017年旭日小綬章を受章。2018年文化功労者に。他に『百年の預言』『fantasia』『マルセル』『ほとほと 歳時記ものがたり』など著書多数。