津原泰水(ツハラ・ヤスミ)
(1964-2022)広島市に生まれる。広島観音高等学校在学中は、吹奏楽部に在籍。青山学院大学を卒業後、少女小説作家として活動。1997(平成9)年、『妖都』を上梓し、以降、幅広いジャンルにわたる執筆を続ける。2006年に発表した『ブラバン』はベストセラーに。2012年『11 eleven』で第2回Twitter文学賞国内部門第1位に選出される。他、『蘆屋家の崩壊』『ピカルディの薔薇』『猫ノ眼時計』からなる〈幽明志怪〉三部作、〈ルピナス探偵団〉〈たまさか人形堂〉シリーズ、『綺譚集』『赤い竪琴』『バレエ・メカニック』『琉璃玉の耳輪』『ヒッキーヒッキーシェイク』『歌うエスカルゴ』など著書多数。