伊与原新(イヨハラ・シン)

1972年、大阪生れ。神戸大学理学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科で地球惑星科学を専攻し、博士課程修了。2010年、『お台場アイランドベイビー』で横溝正史ミステリ大賞を受賞。2019年、『月まで三キロ』で新田次郎文学賞、静岡書店大賞、未来屋小説大賞を受賞。2024年、『宙(そら)わたる教室』が第70回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(高等学校の部)に選出、NHKでドラマ化され話題となる。2025年、『藍を継ぐ海』で第172回直木三十五賞を受賞。他の著書に『八月の銀の雪』『オオルリ流星群』『青ノ果テ 花巻農芸高校地学部の夏』『磁極反転の日』『ルカの方舟』『博物館のファントム 箕作博士の事件簿』『蝶が舞ったら、謎のち晴れ 気象予報士・蝶子の推理』『ブルーネス』『コンタミ 科学汚染』などがある。
書籍一覧
関連記事
- 【エッセイ】「面倒くさい人間愛」の人(2025年8月号掲載) 伊与原新
- 【書評】未来を変えた女性科学者(2025年8月号掲載) 大矢博子
- 【書評】学校司書がおすすめする高校生に人気の三冊(2025年4月号掲載) 木下通子
- 【エッセイ】孤島で千二百万年を思う(2024年10月号掲載) 伊与原新
- 【書評】科学の体温に触れて(2024年10月号掲載) 南沢奈央
- 【書評】文学がつなげてくれる地球とわたしたち(2020年11月号掲載) 真鍋真
- 【対談・鼎談】「夢に生きる馬鹿」が未来をつくる(2019年8月号掲載) 伊与原新 × 藤原正彦
- 【書評】膨大な時の流れと瞬間の感情(2019年1月号掲載) 北上次郎
- 【書評】地球の大異変とミステリーが融合した!(2014年9月号掲載) 吉野仁