月村了衛(ツキムラ・リョウエ)
1963(昭和38)年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部卒。2010(平成22)年、『機龍警察』で小説家としてデビュー。冒険小説の新たな旗手として高く評価される。2012年『機龍警察 自爆条項』で日本SF大賞を受賞。2013年に『機龍警察 暗黒市場』で吉川英治文学新人賞を受賞。2015年、『コルトM1851残月』で大藪春彦賞を、『土漠の花』で日本推理作家協会賞を受賞。2019(令和元)年、『欺す衆生』で山田風太郎賞を受賞している。2023年、『香港警察東京分室』が第169回直木賞候補となる。他の著書に『機龍警察 白骨街道』『脱北航路』『十三夜の焔』『半暮刻』、『対決』などがある。