谷崎由依(タニザキ・ユイ)
1978年福井県生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。2007年「舞い落ちる村」で第104回文學界新人賞を受賞。2019年『鏡のなかのアジア』で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。小説の他、英米小説の翻訳も手がける。2015年から近畿大学文芸学部講師を務め、2019年3月現在は准教授。他の著書に『舞い落ちる村』、『囚われの島』、訳書にキラン・デサイ『喪失の響き』、インドラ・シンハ『アニマルズ・ピープル』、ジェニファー・イーガン『ならずものがやってくる』、ノヴァイオレット・ブラワヨ『あたらしい名前』、コルソン・ホワイトヘッド『地下鉄道』などがある。