冤罪の軌跡―弘前大学教授夫人殺害事件―(新潮新書)
新潮新書
社会
法律
作品カナ:エンザイノキセキヒロサキダイガクキョウジュフジンサツガイジケンシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610402-2
紙書籍ISBN:978-4-10-610402-2
無実を訴え続けた青年、信じ続けた家族、名乗り出た真犯人……。小説を超えた展開! 迫真のノンフィクション。
警察のストーリー通りの調書と、疑惑の証拠鑑定によって、二五歳の青年は殺人犯にされてしまった。判決が確定し、服役も終えた後、真犯人が名乗り出てきたことで、時計の針は再び動き始めたのだが……司法の不条理に青年と家族はどのように立ち向かったのか。過ちはいつまで繰り返されるのか。戦後日本の冤罪事件の原点、弘前大学教授夫人殺害事件の顛末を新資料を盛り込んで描き出す、迫真のノンフィクション。
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井上安正(イノウエ・ヤスマサ) プロフィール
1944(昭和19)年栃木県生まれ。中央大学法学部卒。読売新聞で長年事件取材に携わる。『冤罪の軌跡―弘前大学教授夫人殺害事件―』の主題となった弘前大学教授夫人殺害事件の取材で、日本新聞協会賞、菊池寛賞を受賞。社会部長、西部本社取締役編集局長、報知新聞顧問を経て退社。著書に『検証!事件報道』など。