死んでも何も残さない―中原昌也 自伝―
単行本
エッセイ・随筆
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:シンデモナニモノコサナイナカハラマサヤジデン
紙書籍ISBN:978-4-10-447203-1
紙書籍ISBN:978-4-10-447203-1
こんな四十にだけはなりたくなかった! 21世紀の『人間失格』が今、降臨。
青山生まれ。「暴力温泉芸者」で世界デビューし、蓮實重彦も一目置くシネフィルにして画伯。三つも文学賞を受賞しているのに、なぜかホームレス寸前。《書きたくて書いているんじゃないことしか書きたくないことが、どうして、わかってもらえないのか》――もはや生ける伝説となった最後の無頼派作家/ミュージシャンの魂の軌跡全告白!
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中原昌也(ナカハラ・マサヤ) プロフィール
1970年6月4日東京生まれ。作家、ミュージシャン、映画評論家、エッセイスト。1988年頃より音楽活動を始め、1990年にノイズユニット「暴力温泉芸者」を立ち上げ、国内外で高い評価を受ける。映画評論も手がけ、1998年には小説家デビュー。2001年に『あらゆる場所に花束が……』で三島由紀夫賞、2006年『名もなき孤児たちの墓』で野間文芸新人賞、2008年『作業日誌2004→2007』でドゥマゴ文学賞受賞。並行して「HAIR STYLISTICS」名義での音楽活動を続けている。『ニートピア 2010』『悲惨すぎる家なき子の死』『こんにちはレモンちゃん』『知的生き方教室』『軽率の曖昧な軽さ』など著書多数。