母の介護―102歳で看取るまで―(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
社会
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ハハノカイゴヒャクニサイデミトルマデシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610223-3
紙書籍ISBN:978-4-10-610223-3
渾身の手記。介護は私とは無縁だと思っていた……。
宝塚一期生のスターだった母。あんなにプライドが高く、かくしゃくとしていたのに、寝たきりになったとたん、「わがままな老婆」に成り果ててしまった。際限なく続く夜の拷問、減り続けるお金、家事と仕事のやりくり。すべては一人娘の私の肩にのしかかってきた。それでも九十六歳の母は「長くない」と思っていたのだが……。先の見えないトンネルの中で過ごした六年の記録。
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坪内ミキ子(ツボウチ・ミキコ) プロフィール
1940(昭和15)年東京都生まれ。早稲田大学文学部英文科卒。祖父は坪内逍遥、父は演劇評論家、母は宝塚一期生。大学在学中の1962年に女優デビュー。映画、テレビドラマの出演作多数。クイズ番組の解答者やワイドショーの司会者としても活躍する。『母の介護―102歳で看取るまで―』が初の著作。