脱DNA宣言―新しい生命観へ向けて―(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
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作品カナ:ダツディーエヌエーセンゲンアタラシイセイメイカンヘムケテシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610232-5
紙書籍ISBN:978-4-10-610232-5
最先端生物学で「常識」が大逆転! 「DNAがすべて決めている」なんて大ウソです――養老孟司氏。
いまやDNAの天下である。個人の外見や体質はもちろん、性格や運命までもがDNAに支配されているかのような言説が幅を利かせている。しかし、実は最新の科学では、DNAの絶対的地位は揺らぎつつあるのだ。気鋭の生物学者がわかりやすくユーモラスに遺伝子の基礎知識からRNA研究の最前線までを解説。そろそろDNA至上主義から解放されようではないか。その先には新しくて自由な生命観が待っているのだから。
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武村政春(タケムラ・マサハル) プロフィール
1969(昭和44)年三重県津市生まれ。名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。東京理科大学大学院科学教育研究科准教授。専門は分子生物学、生物教育、複製論。著書に『ろくろ首の首はなぜ伸びるのか』『脱DNA宣言』『DNAの複製と変容』など。