原発賠償の行方(新潮新書)
新潮新書
社会
法律
作品カナ:ゲンパツバイショウノユクエシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610443-5
紙書籍ISBN:978-4-10-610443-5
これは建国以来、最大の法律問題である。【総額100兆円超! 議論の盲点を徹底検証】
法律も枠組みも決まったから賠償は粛々と進行する……なんて思ったら大間違い! 福島第一原発事故の賠償は、建国以来最大の法律問題であり、そう簡単に事は進まない。今後、全国民にツケが回されること必至。外国からの賠償請求額は想像もつかない。なぜこんなことになったのか。法律無視の政府と安全神話を盲信した専門家の責任を厳しく糾し、採るべき道を探る。法律家の目で論点を冷静に整理、検討した独自の論考。
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井上薫(イノウエ・カオル) プロフィール
1954(昭和29)年東京都生まれ。東京大学理学部化学科卒、同修士課程修了。司法試験合格後、判事補を経て1996年判事任官。2006年退官し、2007年弁護士登録。著書に『司法のしゃべりすぎ』『つぶせ! 裁判員制度』『狂った裁判官』など。