髑髏となってもかまわない(新潮選書)
新潮選書
哲学・思想
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作品カナ:ドクロトナッテモカマワナイシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603704-7
紙書籍ISBN:978-4-10-603704-7
人生の「ラスト20年」をどう生きるか? 死を覚悟した時に輝く生とは?
人は必ず死ぬ。にもかかわらず、現代の日本人は長生きこそ善とばかりに、死を不浄なものであるかの如く忌み嫌うようになってしまった。しかしかつての日本人は死生観をもって生き、だからこそ輝く晩年を送ったのではなかったか。良寛や芭蕉から鴎外、漱石、子規、茂吉、賢治まで、先人たちの末期を読み、彼らの「涅槃」を想う。
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山折哲雄(ヤマオリ・テツオ) プロフィール
宗教学者、評論家。1931(昭和6)年、サンフランシスコ生まれ。1954年、東北大学インド哲学科卒業。国際日本文化研究センター名誉教授(元所長)、国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。著書に『義理と人情 長谷川伸と日本人のこころ』『これを語りて日本人を戦慄せしめよ 柳田国男が言いたかったこと』『「ひとり」の哲学』など多数。