これを語りて日本人を戦慄せしめよ―柳田国男が言いたかったこと―(新潮選書)
新潮選書
社会
人類学
作品カナ:コレヲカタリテニホンジンヲセンリツセシメヨヤナギタクニオガイイタカッタコトシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603743-6
紙書籍ISBN:978-4-10-603743-6
日本民俗学の母胎となる『遠野物語』の序文に記された激烈な言葉の意味は?
明治末刊行の代表作『遠野物語』に続き、『山の人生』では、さらに山間部の壮絶な人間苦が描かれた。近代を謳歌する当時にあって、柳田は文明から隔てられた過酷な人生に目を向け、そして晩年の『海上の道』では日本文化の根源を大胆に語った。その半生を俯瞰し、新しい学問・民俗学を通した日本人へのメッセージを探る。
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山折哲雄(ヤマオリ・テツオ) プロフィール
宗教学者、評論家。1931(昭和6)年、サンフランシスコ生まれ。1954年、東北大学インド哲学科卒業。国際日本文化研究センター名誉教授(元所長)、国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。著書に『義理と人情 長谷川伸と日本人のこころ』『これを語りて日本人を戦慄せしめよ 柳田国男が言いたかったこと』『「ひとり」の哲学』など多数。