いま蘇る柳田國男の農政改革(新潮選書)

山下一仁/著
配信開始日: 2018/07/13
価格:1,408円(税込)
新潮選書
産業 農学
作品カナ:イマヨミガエルヤナギタクニオノノウセイカイカクシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603822-8
この国を深く、真剣に見続けた柳田の目には農業の行く末が映っていた!
かつて農商務省の官僚だった柳田國男は日本の農業の弱点を見抜き、改善策を次々打ち出した。が、その思いは時の体制に葬られ、志を継ぐ後輩たちも、やがて忘れさられた。国際競争力はおろか、高い関税で命脈を保たれる今日の農業。近現代を貫いて横たわる農政の病とは何か? 柳田が見出した希望の策を現代に蘇らせる。

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山下一仁(ヤマシタ・カズヒト) プロフィール

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹、経済産業研究所上席研究員。1955年岡山県生まれ。1977年東京大学法学部卒業、同年農林省入省。農林水産省ガット室長、欧州連合日本政府代表部参事官、農林水産省地域振興課長、農村振興局整備部長、同局次長などを歴任。2008年農林水産省退職。1982年ミシガン大学応用経済学修士、行政学修士。2005年東京大学農学博士。著書に『日本農業は世界に勝てる』(日本経済新聞出版社)『食の安全と貿易』(日本評論社)『国民と消費者重視の農政改革』(東洋経済新報社)他多数。

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