祈りの作法
単行本
エッセイ・随筆
哲学・思想
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作品カナ:イノリノサホウ
紙書籍ISBN:978-4-10-445608-6
紙書籍ISBN:978-4-10-445608-6
どんなに、心が揺らいでもかまわない。まずは、祈ることから始めよう――。
今ほど、人生の成熟が問われている時代はなかった――。震災・原発事故後の日本に蔓延する「正義」と「安全」への妄信を断ち切らねばならない。しかし、無力なる我々にできることは残っているのか? フクシマに暮らす僧侶兼作家がほとばしる思いで「祈り」を説き、「目に見えないもの」の価値を訴えた、警醒と智慧の書。
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玄侑宗久(ゲンユウ・ソウキュウ) プロフィール
1956(昭和31)年、福島県三春町生れ。慶應義塾大学中国文学科卒。様々な仕事を経験した後、京都の天龍寺専門道場で修行。現在は臨済宗妙心寺派の福聚寺住職。デビュー作「水の舳先」が芥川賞候補となり、2001(平成13)年、「中陰の花」で芥川賞を受賞。著書に小説として『アブラクサスの祭』『化蝶散華』『御開帳綺譚』『アミターバ−無量光明』『リーラ 神の庭の遊戯』『龍の棲む家』『テルちゃん』『阿修羅』『四雁川流景』『光の山』など。他に『私だけの仏教』『まわりみち極楽論』『禅的生活』『多生の縁』『釈迦に説法』『禅語遊心』『現代語訳 般若心経』『禅のいろは』『荘子と遊ぶ』『無常という力』などがある。