原発依存の精神構造―日本人はなぜ原子力が「好き」なのか―

斎藤環/著
配信開始日: 2013/02/01
価格:1,408円(税込)
単行本
ノンフィクション一般 科学一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ゲンパツイゾンノセイシンコウゾウニホンジンハナゼゲンシリョクガスキナノカ
紙書籍ISBN:978-4-10-314052-8
原子力は享楽である──日本人に刻まれたトラウマの謎を読みとく。
原爆を落とされても、原発事故が起こっても、なぜ原子力信仰は揺るがないのか。安全/危険の不毛な二項対立を越えるには、どうすればいいのか。象徴・反復・否認・両価性・無常観……精神分析的視点から、親/反原発を問わず全ての日本人の心に潜在する「享楽」の正体を読みとく。閉塞状況に風穴を開ける新しい脱原発論。

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斎藤環(サイトウ・タマキ) プロフィール

1961年、岩手県生まれ。精神科医。筑波大学医学研究科博士課程修了。爽風会佐々木病院等を経て、筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理学、「ひきこもり」の治療・支援ならびに啓蒙活動。著書に『社会的ひきこもり』、『中高年ひきこもり』、『世界が土曜の夜の夢なら』(角川財団学芸賞)、『オープンダイアローグとは何か』、『「社会的うつ病」の治し方』ほか多数。

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