武士喰らい
単行本
文芸一般
時代小説
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ブシクライ
紙書籍ISBN:978-4-10-334071-3
紙書籍ISBN:978-4-10-334071-3
殺すから鬼になるのか。鬼になったから殺すのか……。教えてくれ。この復讐は、いつ終わる?
主君、父、兄弟、そして妻。戦場での突然の裏切りにより、全てを失った小次郎。男に残されたのは、復讐の道だけだった。命じられるまま仇討ちを繰り返しているうち、「武士喰らいの黒鬼」と恐れられるようになる。だが、小次郎は知らされてはいなかった。その殺戮に隠された真の目的を。そして、本当の仇が誰なのかを――。破天荒かつ号泣必至の戦国綺談!
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矢野隆(ヤノ・タカシ) プロフィール
1976(昭和51)年、福岡県生れ。2008(平成20)年「蛇衆綺談」で小説すばる新人賞、2022(令和4)年『琉球建国記』で日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞。他の著書に『信玄の首』『凛と咲きて』『朝嵐』『至誠の残滓』『覚悟せよ』などがある。小説以外にも『NARUTO―ナルト―シカマル秘伝』『戦国BASARA3 伊達政宗の章』『不終の怪談 文豪とアルケミスト ノベライズ case 小泉八雲』など漫画、ゲームのノベライズ作品も執筆している。