反省させると犯罪者になります(新潮新書)

岡本茂樹/著
配信開始日: 2013/11/15
価格:660円(税込)
新潮新書
教育学
作品カナ:ハンセイサセルトハンザイシャニナリマスシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610520-3
「反省文」と「しつけ」はなぜダメなのか? 現場から生み出された「本当に効果的な更正メソッド」。
犯罪者に反省させるな──。「そんなバカな」と思うだろう。しかし、犯罪者に即時に「反省」を求めると、彼らは「世間向けの偽善」ばかりを身に付けてしまう。犯罪者を本当に反省に導くのならば、まずは「被害者の心情を考えさせない」「反省は求めない」「加害者の視点で考えさせる」方が、実はずっと効果的なのである。「厳罰主義」の視点では欠落している「不都合な真実」を、更生の現場の豊富な実例とともに語る。

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岡本茂樹(オカモト・シゲキ) プロフィール

(1958-2015)1958(昭和33)年兵庫県生まれ。元立命館大学産業社会学部教授。臨床教育学博士。大学での研究・教育活動の傍ら、刑務所での受刑者の更生支援にも携わる。著書に『反省させると犯罪者になります』『凶悪犯罪者こそ更生します』などがある。2015年没。

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