私たちはなぜ税金を納めるのか―租税の経済思想史―(新潮選書)
新潮選書
経済
金融
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作品カナ:ワタシタチハナゼゼイキンヲオサメルノカソゼイノケイザイシソウシシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603727-6
紙書籍ISBN:978-4-10-603727-6
国家と経済と私たちの行く先は? 21世紀必読の税金論!
市民にとって納税は義務なのか、権利なのか? また、国家にとって租税は財源調達手段なのか、それとも政策遂行手段なのか? 17世紀の市民革命から21世紀のEU金融取引税まで、ジョン・ロックからケインズそしてジェームズ・トービンまで――世界の税制とその経済思想の流れを辿り、「税」の本質を多角的に解き明かす。
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諸富徹(モロトミ・トオル) プロフィール
1968年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、京都大学大学院経済学研究科教授(専攻は財政学、環境経済学)。著書に『思考のフロンティア 環境』『ヒューマニティーズ 経済学』(岩波書店)、『環境税の理論と実際』(有斐閣)があり、共著に『所得税の理論と思想』(税務経理協会)、『低炭素経済への道』(岩波新書)などがある。