無差別殺人の精神分析(新潮選書)
新潮選書
心理学
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ムサベツサツジンノセイシンブンセキシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603637-8
紙書籍ISBN:978-4-10-603637-8
なぜ、「誰でもよかった」のか? 凶行へ飛躍するメカニズムとは?
なぜ彼らは殺戮者と化したのか? 秋葉原、池袋、下関、大阪教育大附属池田小、コロンバイン高校、ヴァージニア工科大……犯人たちの生い立ちと肉声を克明に辿っていくと、六つの共通要因が浮かび上がる。果たして、凶行への「最後の一線」を越えさせたものは何か? 気鋭の精神科医が徹底的に考え抜く。
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片田珠美(カタダ・タマミ) プロフィール
1961年広島県生まれ。精神科医。京都大学非常勤講師。大阪大学医学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。フランス政府給費留学生としてパリ第八大学でラカン派の精神分析を学ぶ。臨床経験にもとづき、精神分析的視点から犯罪心理や心の病を研究。著書に『無差別殺人の精神分析』(新潮社)、『他人を攻撃せずにはいられない人』(PHP新書)、『他人の意見を聞かない人』(角川新書)、『他人の支配から逃げられない人』(ベスト新書)、『賢く「言い返す」技術:人に強くなるコミュニケーション』(三笠書房)他。