ビート―警視庁強行犯係・樋口顕―(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
ミステリ
冒険小説・ハードボイルド
ドラマ・映画・アニメ関連
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ビートケイシチョウキョウコウハンガカリヒグチアキラ03シンチョウブンコ
シリーズ名: 警視庁強行犯係・樋口顕
紙書籍ISBN:978-4-10-132154-7
シリーズ名: 警視庁強行犯係・樋口顕
紙書籍ISBN:978-4-10-132154-7
ベテラン刑事の息子が殺人容疑者に――。この警察小説に酔え!
警視庁捜査二課・島崎洋平は震えていた。自分と長男を脅していた銀行員の富岡を殺したのは、次男の英次ではないか、という疑惑を抱いたからだ。ダンスに熱中し、家族と折り合いの悪い息子ではあったが、富岡と接触していたのは事実だ。捜査本部で共にこの事件を追っていた樋口顕は、やがて島崎の覗く深淵に気付く。捜査官と家庭人の狭間で苦悩する男たちを描いた、本格警察小説。
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今野敏(コンノ・ビン) プロフィール
1955(昭和30)年北海道生れ。上智大学在学中の1978年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。2006(平成18)年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、2008年、『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞を受賞する。2017年、「隠蔽捜査」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。2023(令和5)年、日本ミステリー文学大賞を受賞する。さまざまなタイプのエンターテインメントを手がけているが、警察小説の書き手としての評価も高い。『イコン』『同期』『サーベル警視庁』『一夜 隠蔽捜査10』『夏空 東京湾臨海署安積班』『海風』など著書多数。