日本の感性が世界を変える―言語生態学的文明論―(新潮選書)

鈴木孝夫/著
配信開始日: 2015/03/20
価格:1,144円(税込)
新潮選書
言語学
作品カナ:ニホンノカンセイガセカイヲカエルゲンゴセイタイガクテキブンメイロンシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603756-6
論争より情緒、対立でなく融和。世界には「日本らしさ」が必要だ。
言葉と文化、自然と人間の営みに深い思索を重ねてきた著者が、世界の危機を見据えて語る《日本人の使命》とは? 外国人が日本語を学ぶとなぜか礼儀正しくなる「タタミゼ効果」の不思議や、漢字に秘められた意外な力、そして日本の共生的自然観を西欧文明と対比させつつ、繊細だが強靱なこの国の感性を文明論として考える。

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鈴木孝夫(スズキ・タカオ) プロフィール

慶応義塾大学名誉教授。1926年、東京生。同大文学部英文科卒。カナダ・マギル大学イスラム研究所員、イリノイ大学、イェール大学訪問教授、ケンブリッジ大学(エマヌエル、ダウニング両校)訪問フェローを歴任。専門は言語社会学。著書に『閉された言語・日本語の世界』をはじめ、『ことばと文化』『日本語と外国語』『武器としてのことば』『日本人はなぜ日本を愛せないのか』『日本語教のすすめ』『人にはどれだけの物が必要か』『日本の感性が世界を変える』など多数。

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