知ろうとすること。(新潮文庫)
新潮文庫
ノンフィクション一般
科学一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:シロウトスルコトシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-118318-3
紙書籍ISBN:978-4-10-118318-3
原発事故後、放射線の影響を分析し続けた物理学者と、未来を少し良くする方法を考える。
福島第一原発の事故後、情報が錯綜する中で、ただ事実を分析し、発信し続けた物理学者・早野龍五。以来、学校給食の陰膳(かげぜん)調査や子どもたちの内部被ばく測定装置開発など、誠実な計測と分析を重ね、国内外に発表。その姿勢を尊敬し、自らの指針とした糸井重里が、放射線の影響や「科学的に考える力の大切さ」を早野と語る。未来に求められる「こころのありよう」とは。福島第一原発の事故後、情報が錯綜する中で、ただ事実を分析し、発信し続けた物理学者・早野龍五。以来、学校給食の陰膳調査や子どもたちの内部被ばく測定装置開発など、誠実な計測と分析を重ね、国内外に発表。その姿勢を尊敬し、自らの指針とした糸井重里が、放射線の影響や「科学的に考える力の大切さ」を早野と語る。未来に求められる「こころのありよう」とは。文庫オリジナル。
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糸井重里(イトイ・シゲサト) プロフィール
1948(昭和23)年、群馬県生れ。コピーライター。「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。広告、作詞、文筆、ゲーム制作など多彩な分野で活躍。著書に『ぼくの好きなコロッケ。』『ボールのようなことば。』『海馬』(池谷裕二との共著)『黄昏』(南伸坊との共著)『知ろうとすること。』(早野龍五との共著)ほか多数。
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早野龍五(ハヤノ・リュウゴ) プロフィール
1952(昭和27)年岐阜県生れ。物理学者。東京大学名誉教授、スズキ・メソード会長、サイトウ・キネン財団評議員、株式会社ほぼ日顧問、国際物理オリンピック2023協会理事。東京大学理学部物理学科、同大学院理学系研究科修了(理学博士・物理学)。スイスにある世界最大の物理学実験施設CERN(欧州原子核研究機構)を拠点に「反物質」の研究を行い、1998(平成10)年井上学術賞、2008年仁科記念賞、2009年中日文化賞を受賞。