それでも住みたいフランス(新潮文庫)

新潮文庫
暮らし・生活全般
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作品カナ:ソレデモスミタイフランスシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-126371-7
紙書籍ISBN:978-4-10-126371-7
パリ在住40年で見えた、世界一気むずかしい人たちの、お金、教育、芸術へのまなざし。
「フランス」と聞くとイメージする歴史ある芸術の数々、おしゃれなブランド品、豊かな食文化と芳醇なワイン……それらを支えているのは、華やかなばかりではないしたたかな国民性なのだ。パリ在住40年、見つめ続けたフランス人とお金の関係、日本とは異なる教育、長い長い夏休みとアートに満ちた生活。世界一気むずかしい人たちの、しなやかな精神《エスプリ》は、人生の極意満載。
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飛幡祐規(タカハタ・ユウキ) プロフィール

エッセイスト、ジャーナリスト、翻訳家。1956年東京生まれ。1974年渡仏。パリ第5大学にて文化人類学を、パリ第3大学にてタイ語・東南アジア文明を専攻。著書に『時間という贈りもの』、『それでも住みたいフランス』、『ふだん着のパリ案内』ほか。訳書にシャンタル・トマ『王妃に別れをつげて』、ヤニック・エネル『ユダヤ人大虐殺の証人ヤン・カルスキ』、ジャン=リュック・メランション『共同の未来』(共訳)ほか。フランス人の夫とパリ在住。