引かれ者でござい―蓬莱屋帳外控―(新潮文庫)

志水辰夫/著
配信開始日: 2016/04/01
価格:770円(税込)
新潮文庫
文芸一般 時代小説
作品カナ:ヒカレモノデゴザイホウライヤチョウガイヒカエ02シンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-134525-3
影の飛脚たちは、密命を帯び、今日も諸国へと散ってゆく。疾走感ほとばしる活劇、胸に灯を点す人の情。これぞシミタツ、絶好調。
智勇度胸を懐に、韋駄天のごとく諸国を駆け抜ける影の飛脚たち。憂国志士をかたる無頼漢から商家のドラ息子奪還に挑む鶴吉。烏合の衆を率いて、河川増水で閉ざされた帰路を切り開く、宇三郎。そして、弟のように育てた次郎吉を迎えに上総を訪れた治助は、男の逞しい成長と世の変遷を肌身で感じる。血を熱くする活劇。胸に灯点す人の情。志水辰夫第三の黄金期を示す、三作を収録。

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志水辰夫(シミズ・タツオ) プロフィール

1936(昭和11)年、高知県生れ。1981年、『飢えて狼』でデビュー。巧みなプロットと濃密な文体で、熱烈なファンを獲得する。1986年『背いて故郷』で日本推理作家協会賞を、1991(平成3)年『行きずりの街』で、日本冒険小説協会大賞を受賞する。さらに、2001年『きのうの空』で、柴田錬三郎賞を受賞。『青に候』『みのたけの春』『ラストラン』『つばくろ越え』『夜去り川』『疾れ、新蔵』『新蔵唐行き』など、多くの著書がある。

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