二十歳の原点ノート(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
エッセイ・随筆
ドラマ・映画・アニメ関連
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ニジュッサイノゲンテンノートシンチョウブンコ
シリーズ名: 二十歳の原点
紙書籍ISBN:978-4-10-118303-9
シリーズ名: 二十歳の原点
紙書籍ISBN:978-4-10-118303-9
二十歳と六カ月で、その生涯を自ら閉じた高野悦子――。本書は彼女が日記をつけ始めた中学二年から高校三年に至る心の記録である。
自己、家族、友だちについて語る断面からは、明るく多感で利発な少女の素顔がうかがえる。高校へ進学し、バスケットクラブと受験勉強の両立に苦悩しながら、精一杯に努力し真剣に生きた姿は、同じ悩みを知る多くの人々の心に深く刻まれるであろう。
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高野悦子(タカノ・エツコ) プロフィール
(1949-1969)栃木県那須郡西那須野町生れ。立命館大学文学部史学科に入学する。社会・政治問題に関心を持ち、部落問題研究会に入部したり、学内バリケードに入るなどの活動を経験するが、20歳6ヵ月で鉄道自殺を遂げる。中学時代から書きつづけていた日記が、死後に『二十歳の原点』(1971)、『二十歳の原点序章』(1974)、『二十歳の原点ノート(1976)として出版され、いずれもベストセラーになった。