メガバンク最終決戦(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
経済・社会小説
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:メガバンクサイシュウケッセンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-120361-4
紙書籍ISBN:978-4-10-120361-4
巨大銀行を舞台に有象無象が蠢く買収合戦が始まった。金融界をリアルに描いた経済小説。
日本最大のメガバンクであるTEFG銀行。ディーラーとして名を馳せた桂光義は専務の地位にいた。ある日、盤石なはずの銀行は国債暴落を機に巨大負債を抱え、一夜にして機能不全に。暴落した株に群がるハイエナの如き外資ファンドや混乱に乗じて巨利を貪ろうと暗躍する政財官の大物たち――。桂は総務部の二瓶正平と共に生き残りを懸けた死闘に挑む。『メガバンク絶滅戦争』改題。
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波多野聖(ハタノ・ショウ) プロフィール
1959(昭和34)年、大阪府生れ。一橋大学法学部卒業後、農林中央金庫、野村投資顧問、クレディ・スイス投資顧問、日興アセットマネジメントなどで資産運用業務に携わる。著書に「銭の戦争」シリーズ、『悪魔の封印 眠る株券』『メガバンク最終決戦』『本屋稼業』などがある。