裁判所の正体―法服を着た役人たち―
単行本
ノンフィクション一般
法律
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作品カナ:サイバンショノショウタイホウフクヲキタヤクニンタチ
紙書籍ISBN:978-4-10-440503-9
紙書籍ISBN:978-4-10-440503-9
司法の独立は嘘だった! 元エリート裁判官に伝説の事件記者が切り込む。
原発差止め判決で左遷。国賠訴訟は原告敗訴決め打ち。再審決定なら退官覚悟……! 最高裁を頂点とした官僚機構によって強力に統制され、政治への忖度で判決を下す裁判官たち。警察の腐敗を暴き、検察の闇に迫った『殺人犯はそこにいる』の清水潔が、『絶望の裁判所』の瀬木比呂志とともに、驚くべき裁判所の荒廃ぶりを抉り出す。
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瀬木比呂志(セギ・ヒロシ) プロフィール
1954(昭和29)年、愛知県生れ。東京大学法学部卒。1979年より裁判官。東京地裁、最高裁等に勤務。米留学。2012(平成24)年、明治大学法科大学院教授に転身。2017年度中は滞米在外研究。著書に『絶望の裁判所』『ニッポンの裁判』(各講談社現代新書)、『リベラルアーツの学び方』(ディスカヴァー21)、『黒い巨塔 最高裁判所』(講談社)の他、筆名(関根牧彦)による4冊の書物と、『民事保全法〔新訂版〕』『民事訴訟の本質と諸相』『ケース演習民事訴訟実務と法的思考』(各日本評論社)等の専門書がある。『ニッポンの裁判』で第2回城山三郎賞を受賞。
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清水潔(シミズ・キヨシ) プロフィール
1958(昭和33)年、東京都生れ。ジャーナリスト。新潮社「FOCUS」編集部を経て、日本テレビ報道局記者・解説委員。2014(平成26)年、『殺人犯はそこにいる――隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』で新潮ドキュメント賞、日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞。同書は2016年に「文庫X」としても話題になる。著書に『桶川ストーカー殺人事件――遺言』(新潮文庫)、『騙されてたまるか――調査報道の裏側』(新潮新書)、『「南京事件」を調査せよ』(文藝春秋)がある。