超越と実存―「無常」をめぐる仏教史―

南直哉/著
配信開始日: 2018/07/13
価格:1,584円(税込)
単行本
宗教 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:チョウエツトジツゾンムジョウヲメグルブッキョウシ
紙書籍ISBN:978-4-10-302132-2
私とは、死とは、仏教とは何か――。
「諸行無常(=すべての“実存”は無常である)」。そうブッダが説き始まった仏教は、インドから中国、そして日本へと伝わる過程で、「仏性」「唯識」「浄土」などの「超越的理念」と結びつき、大きく変化していった。「恐山の禅僧」が、ブッダから道元までの思想的変遷を「超越と実存の関係」から読み解く、かつてない仏教史の哲学。

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