死と生(新潮新書)
新潮新書
哲学・思想
宗教
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作品カナ:シトセイシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610774-0
紙書籍ISBN:978-4-10-610774-0
「死」とは何か。なぜ、怖いのか。死ねば、どこへゆくのか。稀代の思想家が挑む究極の謎。
「死」。それは古今東西、あらゆる思想家、宗教家が向きあってきた大問題である。「死ぬ」とはどういうことなのか。「あの世」はあるのか。「自分」が死んだら、「世界」はどうなるのか――。先人たちは「死」をどう考えてきたのか、宗教は「死」をどう捉えているのかを踏まえながら、人間にとって最大の謎を、稀代の思想家が柔らかな筆致で徹底的に追究する。超高齢化社会で静かに死ぬための心構えを示す、唯一無二の論考。
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佐伯啓思(サエキ・ケイシ) プロフィール
1949(昭和24)年、奈良県生まれ。社会思想家。京都大学名誉教授。京都大学こころの未来研究センター特任教授。東京大学経済学部卒。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。2007年正論大賞。『隠された思考』(サントリー学芸賞)『反・幸福論』『さらば、資本主義』『反・民主主義論』『経済成長主義への訣別』『死と生』『近代の虚妄』など著作多数。雑誌「ひらく」を監修。