忘れじの女―大江戸人情見立て帖―(新潮文庫)
新潮文庫
時代小説
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ワスレジノオンナオオエドニンジョウミタテチョウ03シンチョウブンコ
シリーズ名: 大江戸人情見立て帖
紙書籍ISBN:978-4-10-138981-3
シリーズ名: 大江戸人情見立て帖
紙書籍ISBN:978-4-10-138981-3
高名な絵師が岡場所で起こした悶着の裏には哀しい想いが……。江戸情緒溢れる人情時代小説。
旗本の平九郎が飲み屋で会った品の良い老人。高名な絵師の老人は岡場所でひと悶着を起こし、彼を頼ってきたのだが……。(表題作)出世に無関心で何の運動もしてこなかった平九郎に降って湧いた番入り話。迷いに迷った挙句に彼が下した決断は? (「番入り始末」)このほか、「喧嘩の手柄」「まことの簪」の四編を収録。市井の片隅に生きる人たちの哀歓を描いた、江戸情緒溢れる傑作人情時代小説。
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早見俊(ハヤミ・シュン) プロフィール
1961(昭和36)年、岐阜県岐阜市生れ。会社員を続けながら作家活動を行っていたが、2007(平成19)年から作家に専念。主な著書に『放浪大名 水野勝成』『ふたりの本多』『高虎と天海』などの歴史小説をはじめ、「居眠り同心影御用」「公家さま同心飛鳥業平」「双子同心捕物競い」「鳥見役京四郎裏御用」「観相同心早瀬菊之丞」「椿平九郎 留守居秘録」「やったる侍涼之進奮闘剣」「大江戸無双七人衆」「大江戸人情見立て帖」などのシリーズがある。