ひとの住処―1964-2020―(新潮新書)

隈研吾/著
配信開始日: 2020/02/21
価格:814円(税込)
新潮新書
建築 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ヒトノスミカイチキュウロクヨンニイゼロニイゼロシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610848-8
人間にとって建築とはなにか? ふたつのオリンピックをつなぐ圧巻の半自伝的文明論!
1964年、横浜・大倉山の“ボロい家”に育ち、田園調布に通いながら丹下健三に目を剥き、建築家を志す。無事にその道を進みニューヨークへ。帰国後のバブル崩壊で大借金を背負い、10年間東京で干される間に地方各地で培ったのは、工業化社会の後に来るべき「緑」と共生する次の建築だった。そして2020年、集大成とも言える国立競技場で五輪が開催される――自分史を軸に人間と建築の関係を巨視的に捉えた圧巻の一冊。

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隈研吾(クマ・ケンゴ) プロフィール

1954(昭和29)年、横浜生れ。建築家。1979年東京大学大学院建築学科修了。コロンビア大学客員研究員、慶應義塾大学教授を経て、2009(平成21)年より東京大学教授。主な作品は「森舞台/登米町伝統芸能伝承館」「サントリー美術館」「根津美術館」「la kagu」など国内外に多数。『10宅論』『負ける建築』『ひとの住処 1964-2020』など著書多数。

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