奇譚蒐集録―北の大地のイコンヌプ―(新潮文庫nex)
新潮文庫nex
ライトノベル
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作品カナ:キタンシュウシュウロクキタノダイチノイコンヌプシンチョウブンコネックス
シリーズ名: 奇譚蒐集録
紙書籍ISBN:978-4-10-180194-0
シリーズ名: 奇譚蒐集録
紙書籍ISBN:978-4-10-180194-0
流れ歩く村(ヤイケシテコタン)、滅亡の謎。彼我のどちらが鬼なのか。
大正三年、帝大講師・南辺田廣章(みなべだこうしょう)と書生・山内真汐(やまうちましお)は北海道・室蘭港に降り立った。流れ歩く村(ヤイケシテコタン)――鬼の襲撃を恐れ、アイヌに擬態し隠れ住むその村には、男女が入れ替わる奇妙な婚礼が伝承されていた。今は亡きその村の、最後の『神に聴く者(イコンヌプ)』である女のもとに彼らが辿り着いたとき、過去と現在の謎が繋がり、悲しき真実が浮かび上がる。ふたりの少女の贖罪に涙する、民俗学ミステリ。
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清水朔(シミズ・ハジメ) プロフィール
唐津市生れ。2017年『奇譚蒐集録 弔い少女の鎮魂歌』が日本ファンタジーノベル大賞最終候補に。同シリーズに『奇譚蒐集録 北の大地のイコンヌㇷ゚』『奇譚蒐集録 鉄環の娘と来訪神』がある。