ふたりぐらし(新潮文庫)

桜木紫乃/著
配信開始日: 2021/02/27
価格:649円(税込)
新潮文庫
文芸一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:フタリグラシシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-125484-5
芸人・友近「まるで結婚や夫婦の教科書」(解説より) 夫婦の視点を交互に描く家族小説。
元映写技師の夫・信好は、看護師の妻・紗弓と二人暮らし。映画脚本家の夢を追い続けて定職はなく、ほぼ妻の稼ぎで食べている。当の妻は、余裕のない生活で子供を望むこと、義母との距離、実母との確執など、家族の形に悩む日々だ。幸せになるために生涯を誓ったはずなのに、夫婦とは、結婚とは、一体何だろう。夫婦が夫婦になっていく“家族のはじまり”を、夫と妻交互の視点で描く連作短編集。(解説・友近)

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桜木紫乃(サクラギ・シノ) プロフィール

1965(昭和40)年、北海道釧路市生れ。2002(平成14)年「雪虫」でオール讀物新人賞を受賞。2007年同作を収録した単行本『氷平線』でデビュ一。2013年に『ラブレス』で島清恋愛文学賞、『ホテルローヤル』で直木賞を、2020(令和2)年に『家族じまい』で中央公論文芸賞を受賞した。他の著書に『硝子の葦』『ワン・モア』『起終点駅(ターミナル)』『無垢の領域』『蛇行する月』『ブルース』『霧』『裸の華』『氷の轍』『砂上』『ふたりぐらし』『光まで5分』『緋の河』『俺と師匠とブルーボーイとストリッパー』『孤蝶の城』『ヒロイン』『彼女たち』『谷から来た女』『青い絵本』『人生劇場』など、エッセイに『おばんでございます』『妄想radio』がある。

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