警察庁長官を撃った男(新潮文庫)
新潮文庫
ノンフィクション一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ケイサツチョウチョウカンヲウッタオトコシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-136281-6
紙書籍ISBN:978-4-10-136281-6
国松長官を撃ったのは、私です――。立花隆氏絶賛! 「これだけ面白い本に、ここ数年出会ったことがない」
1995年3月、日本中を震撼した国松孝次警察庁長官狙撃事件。特別捜査本部を主導する警視庁公安部がオウム犯行説に固執する一方、刑事部は中村泰なる老スナイパーから詳細な自供を得ていた。だが、特捜本部は中村逮捕に踏み切らず、事件は時効を迎えてしまう。警察内部の出世とメンツをかけた暗闘や、中村の詳細な証言内容など極秘捜査の深層を抉るノンフィクション。
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鹿島圭介(カシマ・ケイスケ) プロフィール
1966(昭和41)年和歌山県生れ。早稲田大学第一文学部英文科卒。雑誌メディアを中心に事件、政治、経済のジャンルで精力的に活躍中。とりわけ警察・司法の分野においては多角的、重層的な取材で知られ、事象の深層を抉るルポが数多い。