はしからはしまで―みとや・お瑛仕入帖―(新潮文庫)

梶よう子/著
配信開始日: 2021/09/29
価格:737円(税込)
新潮文庫
時代小説
作品カナ:ハシカラハシマデミトヤオエイシイレチョウ03シンチョウブンコ
シリーズ名: みとや・お瑛仕入帖
紙書籍ISBN:978-4-10-120953-1
兄さん、見ていて頂戴 ――。 江戸の百均「みとや」、秋晴れのシリーズ第三弾。
看板娘のお瑛と兄の長太郎が営む三十八文店の「みとや」。のんきで憎めない兄が仕入れる品々は、毎度ちょいとした騒動を巻きおこす。その日も長太郎は、仕入れの荷も解かずに、笑顔で出掛けていったのだが……。残された板紅や水晶に込められた優しい思いとは。かけがえのない思い出と喪失を胸に、それでもお瑛は生きていく。兄と始めた、小さいけれど大切なこの店で。シリーズ第三弾の六編。(解説・大矢博子)

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梶よう子(カジ・ヨウコ) プロフィール

東京都生れ。フリーライターとして活動するかたわら小説を執筆。2005(平成17)年「い草の花」で九州さが大衆文学賞を受賞。2008年「一朝の夢」で松本清張賞を受賞。2016年『ヨイ豊』で直木賞候補、同年、同作で歴史時代作家クラブ賞作品賞受賞。2023(令和5)年『広重ぶるう』で新田次郎文学賞受賞。著書に、「みとや・お瑛仕入帖」「朝顔同心」「御薬園同心 水上草介」「ことり屋おけい探鳥双紙」「とむらい屋颯太」などのシリーズ諸作、『立身いたしたく候』『葵の月』『北斎まんだら』『赤い風』『我、鉄路を拓かん』『雨露』ほか多数。

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