辞表―高杉良傑作短編集―(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
経済・社会小説
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ジヒョウタカスギリョウケッサクタンペンシュウシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-130338-3
紙書籍ISBN:978-4-10-130338-3
エリートの再挑戦、人事課長の苦悩、けじめのつけ方。経済小説の巨匠が描く決断の瞬間。
この会社には将来があるのか――組織を見限り別の道に挑戦する男を描く「エリートの脱藩」。病魔に倒れた社長の後継人事に奔走する男の秘策「社長の遺志」。人員解雇に忙殺される人事部長を描く「人事部長の進退」。社内抗争に巻き込まれた男と同期の友情を描く「エリートの反乱」。社長の劇的な退任劇「社長、解任さる」。己れの矜持を賭けた決断の瞬間を経済小説の巨匠が鮮烈に描く名作。(解説・杉田健二)
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高杉良(タカスギ・リョウ) プロフィール
1939(昭和14)年、東京生れ。石油化学専門紙記者、編集長を経て、1976年『虚構の城』で作家デビュー。以来、経済界全般にわたって材を得て、綿密な取材に裏打ちされた問題作、話題作を次々に発表している。主な作品に『小説 日本興業銀行』『労働貴族』『広報室沈黙す』『燃ゆるとき』『王国の崩壊』『金融腐蝕列島』『不撓不屈』『乱気流』『挑戦 巨大外資』『反乱する管理職』『青年社長』『破戒者たち』『人事の嵐』『第四権力』『小説ヤマト運輸』『めぐみ園の夏』『破天荒』『転職』等がある。