青銅の魔人―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫)

江戸川乱歩/著
配信開始日: 2022/01/28
価格:539円(税込)
新潮文庫nex
ライトノベル TTS(読み上げ)対応
作品カナ:セイドウノマジンシリツタンテイアケチコゴロウシンチョウブンコネックス
シリーズ名: 私立探偵 明智小五郎
紙書籍ISBN:978-4-10-180232-9
「皇帝の夜光の時計」を狙う機械仕掛けの怪盗。明智小五郎と小林少年を翻弄する彼の正体は。
月夜の晩、銀座の街に現れたのは、青銅の仮面をかぶり歯車の音をさせた不気味な男。貴重な時計を次々盗み出す彼が次に目を付けたのは、手塚邸の「皇帝の夜光の時計」だった。手塚氏は名探偵・明智小五郎に助けを求めるが、神出鬼没の怪盗は宝物を鮮やかに奪い去る。助手の小林少年は、浮浪少年を集めてチンピラ別働隊を組織、怪盗を追い詰めるも、逆に囚われて絶体絶命の危機に――。(解説・青柳碧人)

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江戸川乱歩(エドガワ・ランポ) プロフィール

(1894-1965)本名平井太郎。三重県名張市生れ。早稲田大学政経学部卒。日本における本格推理、ホラー小説の草分け。貿易会社勤務を始め、古本商、新聞記者など様々な職業をへた後、1923(大正12)年雑誌「新青年」に「二銭銅貨」を発表して作家に。主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。1947(昭和22)年探偵作家クラブ(後の日本推理作家協会)の初代会長となり、1954年江戸川乱歩賞を設け、1957年からは雑誌「宝石」の編集にたずさわるなど、新人作家の育成に力をつくした。

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